November 17, 2012

首位を走るサンフレッチェに明日はあるのか。

J1も残すところ3試合。
わがサンフレッチェは2位の仙台に勝ち点2の差をつけて首位を迷走しています。

そして今日は絶対に負けたくない相手、浦和レッズとのアウェイ戦です。
ビッグクラブに対するヒガミがまるでないと言ったら嘘になるけど、元広島の柏木、槙野が在籍し、6年広島を率いてきたミシャ、ペトロビッチ監督が就任1年目で3位につけ、来年も虎視眈々と広島の選手の引き抜きを企んでる浦和は、相手がどう思おうが広島サポにとっては宿敵すぎる宿敵です。

広島は優勝を目の前に硬くなってるが、
前節負けて優勝がなくなった浦和のほうが楽に試合に入れて有利なのか。
3−4−2−1のミラーマッチはミシャのほうが一日の長があるとか、
守備を改善した広島のほうが上だとか。
選手の質は年俸で比べなくても浦和が上だが、
サイドは広島のほうがええじゃろうとか。

しかしここで今一度、広島には開幕の気持ちを振り返ってほしいのです。
赤字経営の末、99パーセント減資を行ない、6年間特殊な戦術でチームを率いたミシャ、ペトロビッチ監督を年俸を理由に手放し、新監督は広島の生え抜きで代表選手だったとはいえ一年生監督の森保一。
エース佐藤には減俸を受け入れてもらい。李忠成を0円移籍で放出。
悲壮感たっぷりで団結をスローガンに迎えた開幕で、だれがサンフレッチェの優勝を予想したでしょうか?

もちろんリーグ初優勝は悲願だけれど、優勝して跳ね上がる年俸をチームは払うことはできません。
来年は火の車のような予算でACLにも参加しなくてはいけないし、優勝してチームがよくなるという保証はまるでありません。
今は首位争いをしていても再来年はJFLでがんばっているかもしれない、そんなチーム状況なのです。
ひとつでも多く勝って、1席でも多くお客を入れ、グッズを売り、スポンサーに頭を下げるしかないのです。

広島には今日の試合も男塾ばりの悲壮感で自分たちのサッカーをしてほしいです。
そして僕はその試合をガタガタと震えながら見守りたいと思います。

2 comments:

もろぼし said...

見事サンフレッチェ優勝しましたね。
クラブワールドカップはあっさりと敗退してしまいましたが…。
今年は広島だけじゃなく、仙台の躍進も非常に印象的でした。

d said...

にわかファンですが、初優勝で2回ほど泣きました。
サッカー専用スタジアムができてもっと盛り上がればいいのですが。。来年もがんばってほしいです。