October 29, 2007

小さい町のテクノ起し

久々の更新です。
風邪も治ったか治らないかのところを行ったり来たりしながら、ウツウツワクワク生活していました。もう本格的に冬っぽいかんじです。
最低気温0℃なので冬って言わせてもらいます。

先週末オランダの Leeuwarden という小さい町に旅芸人気分でライブしに行ってきました。飛行機よりも電車の方がいいというので7時間かけて行ったのですが、着いたところはほんとに田舎町。
地元の呉ぐらい田舎でした。

『こりゃぁ東ドイツの田舎のテクノパーティーぐらいむちゃくちゃなかんじになるんじゃないか』
と心配半分期待半分だったのですが、

最近オランダで落ち気味のテクノシーンを活性化させようと地方でがんばるテクノDJ達のイベントでした。
イベントの名前は "BEATT" Bringing Extra Attention To Techno の略。
アムスやロッテルダムに拠点を移さず地元でイベントのみならずレーベルまで作ってたいして宣伝もしないでコツコツやっているみたいです。

そんな熱い話をグループのドン DJ RUIZ に連れて行ってもらったアジア料理屋でナシュゴレンを食べながらたっぷり小1時間聞いたのですが、なんで自分が呼ばれたのかさっぱりわかりませんでした。
正直いろもの外人レスラーみたいなキャラよりもっとテクノストライクのひとほうが適任な気がしました。

そして極めつけに言われたのが、今日は客が来るかわからいとのこと。
毎回ふたを開けるまでどうなるか全く予想できないらしいのです。客が来ようが来るまいがいい音楽をするのが仕事だと。。

会場は300人くらいの箱で、左右に身の丈くらいの大きさのスピーカーと天井からもふたつ。リハにはもったいないくらいいい音がでていました。
スタッフもたくさんいて、オーガナイズも抜け目なく。ほんと町起しならぬテクノ起しといった感じだったのですが、

つづきは自虐的すぎるので想像にお任せします。
いや。楽しかったんですよ。
そう言う攻めの姿勢に無責任に乗っかるのとか好きですから。

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